先週、トルコ人と焼き肉行った話をしましたが、追加でそのときに感じたことをいくつか。

その時は英語ももちろんトルコ語も全然できない私の彼氏と、トルコ女子と3人で行動していました。
彼氏だけは日本語しかできないうえ、今時の「コミュ障」君なので、私は彼が楽しめるかけっこう心配していたのですが、見事、黙々と肉を焼く係に徹することで自分の立ち位置をアピールしていたのには感心(笑)お昼に上野公園を散歩していた時にも、桜の豆知識や焼肉豆知識なんかを調べてくれたりと、言語ができなくてもコミュニケーション手段ってたくさんあるんだなと感じました。

特に焼肉中にグーグルイメージで英語で書かれた「牛の部位」イラストを探してくれたときは笑っちゃいました!さすが!
でも結局、「ハラミ」は通じなかったんですよね。(Outside Skirtというらしいです)

もちろん英語くらいはできるに越したことはないのですが、今時、スマフォ一台あればコミュニケーションなんて簡単なのかも。

そしてもう一つ、日本、特に東京は人間が多すぎて、これ以上外国人観光客なんて集めても、申し訳ない結果になってしまいそうだということ!

確かにお寺や神社は人がたくさんいたほうが盛り上がりますし、入場制限もありません。でも、その周辺のカフェや売店は長蛇の列で一休みする場所もないし、電車も満員だしと、ただでさえ窮屈で飽和状態。
歩き回るだけが観光ではないし、名所の整備をするならいっしょに休憩スペースの整備もしてほしいなと思いました。

案内する立場でも、カフェ難民になって旅行者を疲れさせるのはほんとに恥ずかしいものです。実際、ドトールもスターバックスも満席で、まさかのルノワールまで空席待ち。すぐに空いたからよかったようなものの、カフェが少ないのは困りものです。

それからもう一つは、東京の地下鉄の複雑さ!地下鉄だけならまだしも、各駅の構内が複雑すぎて初めての場所だったら日本人だってウロウロしてしまいます。出口も山のようにありますし、銀座と銀座1丁目と有楽町と東京駅と、ぜんぶ徒歩圏内だというのを説明するのも難しい・・・・。

これを日本語できない外国人に理解してもらうなんて到底ムリじゃないでしょうか。

語学力の問題ではないんです。だって日本語が通じる相手、たとえば田舎の両親にもイマイチ理解してもらえませんから(笑)

そんなわけで東京観光案内には英語のほかにもいろんなスキルや知識が必要だということを痛感した一日でした。