英語を話すとき、相手の出身国によって、コミュニケーションが上手くできる相手とそうでない相手がいるのはきっと私だけではないはず。
相手はネイティブの英語話者なのに、普段、別の人相手なら通じるフレーズや単語が通じない場面ってけっこうありますよね。

私の場合はアメリカ、オセアニア出身の人とは楽に話せますが、英国出身の人とはなかなか上手く話すことができません。
語学力や常用する単語に、国によって違いがあるのか、コミュニケーションの仕方にも「お国柄」があるのか、それとも単なる偶然なのか…。

しかも意識し始めると、英会話学校でインストラクターのプロフィールを見ながら講師選択をする際にも、「あ、この人はリバプール出身だからやめとこう」なんて思考回路になってしまい、余計にイギリス英語の苦手意識に拍車がかかるという悪循環。
困ったものです。

みなさんは、そういう「相手の出身国による苦手意識」ってありますか?

どうやって直せばいいのかわからないので居心地が悪いですが、自分にできることは英語力を伸ばすことだけ?

とくにお決まりのフレーズでも何種類か言い換えを覚えておけば、そのうちの一つが通じなくても大丈夫かも。

たとえば「私は○○が好きです」って言いたいとき、英会話学校で習った「I am into ~」ってフレーズが通じないときは、小学生に戻った気分で「I like~」と言ってみるなど。
私の経験上、至極簡単な言い回しなら確実に通じますし誤解も起きにくいです。せっかく覚えた、「ネイティブっぽいフレーズ」を使えないので不満は残りますが…。

そうした工夫を重ねていけば、語彙もだんだん増えていくのかもしれませんね。

ちなみに、私のよく話す英会話講師は、『人に何かを頼むときは「I’d appriciate~」とか、「Could you ~」など、いろんな言い回しがあるけど「Please」に勝る用語はないよ』といつも言っています。
たしかにそれならノンネイティブにも通じるし、得意がって小難しい言い回しを多様するのも考えものですよね。

あ、でもよく考えたら私、日本人相手でも相手によって似たような得意意識・苦手意識はあるような気がします。
関西や九州の人とは気楽に冗談を言えるけど、北関東や東北の人と話すときはなぜか緊張してしまうかも…。

でもそんなこといってもしょうがないので、できるだけ基本的な単語を用いて自分の思っていることが伝わるようにしておかないといけません。