とうとう5年つきあった彼氏と結婚することになりました。「とうとう」というわりに結婚系イベントが急に決まったことでドタバタもしており、なんだか不思議な忙しさです。

さて、地元で結婚式について彼母も含めて話し合っていたのですが、当然ながら、「海外挙式」の話題も登場します。

彼のお母さんから、「海外挙式にしたら??」と言われたときは、息子の結婚式を理由に海外で遊びたいのかな?と思ったのですが、それ以外にもいろいろ思惑があったそうで。。

曰く、「結婚式に呼ぶ人を決めなくていい」というのが主な理由だとか。
海外挙式は当然ですが渡航費・宿泊費が結構かかりますし、参加者で仕事をしている人は休暇を取る必要もあります。
なので招待者が親兄弟のみになったとしても、誰に非難されることもありません。
親戚やご近所さん、職場などの、「付き合い」を気にせずに結婚式を挙げられるんじゃないかという彼母なりの気遣い(それとも保身?)だったようです。

私だってできたらリゾートでパーっと遊びながらの気楽な結婚式がいい!とその時は非常にノリ気だったのですが、ふと我に返って気づいたこと。

いくら旅行会社のプロがお膳立てしてくれて、現地にも手慣れたウェディングスタッフがいたとしても、空港やホテル、ショッピングのときなどは少なくとも英語ができなければいけません。

そして、私の家族も、彼も、彼の家族も、私以外は誰も英語ができないのです。

これでも一応、花嫁の立場なのに通訳やガイドまでこなすのはちょっと大変かも…ということで海外挙式は遠慮させて頂きました。

こういうとき、英語ができると逆にいろんな仕事を押し付けられてめんどくさいというのもまた事実…。
私の性格からいっても、せっかく海外に行くのなら枠にはまったツアー以外にもいろいろ楽しみたくで出歩くタイプですからなおさらです。

海外挙式を検討している人は、現地でのコミュニケーションなんかも考えていろいろ選んでみるといいかもしれません。
例えば、ハワイやグアム、サイパンなんかはほとんど日本語で行けるので、語学力により新郎新婦の分担が不公平になることはあまりありません。

一方、セブ島やプーケットなど東南アジアリゾートは現地の言葉か英語ができたほうが、いわゆる「理想のウェディング」に近づきます。

そんなわけで、彼母の前で、「私しか英語できないし疲れるので嫌です」と言い切ってしまいましたが、家族旅行はこれからも行けるし、海外の友人に見せられる写真を残す意味でも和装の結婚式にしましたとさ。