『アナと雪の女王』ものすごく流行ってますね。。
私も公開された直後に観に行きましたが、時間があったらまた観たい!と思えるくらい素敵な映画でした。

そして『アナ雪』といえば主題歌の『Let it go』。
私は英語版で観たのですが、この曲の歌詞も、日常生活に使えるいろんなフレーズに満ち溢れていますよね。

タイトルになっている『Let it go』は、日本語版では「これでいいの」となっていますが、もっと潔く、「まぁいいや。もうどうにでもなれ…」というときに使えます。

また、歌詞の一番最後、“The cold never bothered me anyway” の部分もいろいろと単語を入れ替えれば、いろんなシチュエーションで使えそう。

“My mom never bothered me anyway“っていったら「お母さんは私のすることには口出さないから。」といった具合。

なんというか、全体的にエルサ(アナの姉)はいろいろとコンプレックスもあり、可愛い妹と自分を比べて諦めモードなので、女子的には共感できるセリフが多いです。
だからこんなに流行しているのかもしれませんが…。

それに子どもでも楽しめるようにつくられたディズニー映画だけあって、使われている英語がすごく易しく、楽に聞き流すことができます。
ハリーポッターなんかも子どもむけだからか、英語が聞き取りやすいですよね。

逆にヒーロー物、アクション物は実際の英語のセリフと字幕がかけ離れていて、字幕とセリフを同時に追うと混乱してしまうことも。

なので、英語の勉強目的で洋画を見ようと思っている人は、まずは子ども向けの作品からスタートしてみるといいかもしれません。

また、最近は邦画でも海外向けに「英語字幕」や「英語吹き替え」バージョンが収録されている場合があります。
とくに海外で人気のあるジブリ作品のDVDにはほとんど英語字幕版が収録されているので、「あの名セリフ、英語で言ったらどうなるんだろう?」というワクワク感も…。
(レンタル版には収録されていないかもしれません。)

たとえば、よくパロディに使われる『風の谷のナウシカ』の「腐ってやがる…早すぎたんだ」というセリフは、“It’s rotting. It’s too soon.” というようです。
日本に来ている外国人留学生やビジネスマンはジブリ作品もよく知っているので、機会を捉えてボソっと呟いてみると、だいたいウケます。
機会を捉えるのがちょっと難しいですが(笑)、ギリギリ納期で仕上げた仕事が結局失敗に終わったときなどに使ってみてください。

こういうセリフを覚えておいて、それが英語力向上に役に立つのかと言われれば正直微妙なところですが、コミュニケーション最初の一歩として、映画の名セリフから借用してみると、自然とボキャブラリーも増えますよ^^