ヒアリングマラソンをご存知ですか?

リスニングはご存じの通り「聞く能力」。

このリスニングを1年で1000時間行う(ようにトレーニングする)のが、「ヒアリングマラソン」です。

この用語は、語学系書籍の出版社であるアルクが提唱しだしたものですが、最近では大学や高校の英語教育の現場でも用いられているようです。

アルクのウェブサイトによると、リスニスニングが苦手な人は、才能や勉強の仕方というよりも、圧倒的に「聞き取り経験」が足りていない、とのこと。

確かに、日本は日常的に英語が自然と耳に入ってくる環境ではありません。

ですから、アルクではとにかく耳を英語に慣らすための教材を販売しています。

1年で1000時間というと、1日に2時間45分のリスニングを毎日続ける必要があります。

長めの洋画1本分というと簡単に聞こえるかもしれませんが、毎日まとまった時間をとるのは、かなり難しいのではないでしょうか。

さらにアルクのヒアリングマラソン教材は、5万円以上と、結構高額。

もちろん、英語教育のプロが効率的な方法を考えて、教材を作っているのですが、ただ英語を聞くだけであれば、このヒアリングマラソン、高価な教材に頼らなくても、身の回りのもので意外とできてしまうので、私が実践しているやり方をリストにしてみました。

通勤・通学はもちろんのこと、入浴中や、ちょっとした家事の合間に、どんどん英語を耳に慣らしていってくださいね。

★ i podのポッドキャストで、海外ラジオを聞く!

英会話レッスンの教材として作られた番組は、どうしても英語のスピードが遅く、自然な英語に慣れることができません。しかも、レッスンごとにはじまりと、終わりがあるので、「聞き流す」ということができません。

ネイティブ向けのラジオ番組では、そういった「非ネイティブ向けの配慮」がないので、ナチュラルな英語を聞き流すことができます。

★ 定番の洋画

洋画を観る際には、字幕も英語にして、登場人物が何を話しているのか正しく聞き取れるようにすることが大切です、と、前に書いたのですが、たとえば部屋で別の作業をしているとき、DVDをかけっぱなしにしておくだけならば、字幕を変更する必要もありません。

さらに、英語字幕バージョン搭載にこだわらなければ、教材にできる映画がぐっと増えます。英語字幕がないから教材には向かない…と諦めていたタイトルがあれば、ぜひ「聞き流し」用に。

★ パブやクラブに行く!

なぜか、日本国内とは思えないくらい、外国人が多いのが、渋谷のクラブと六本木のパブ。外国人が好きなのか、あるいはそういったにぎやかさを日本人が敬遠するからなのか、外国人率が非常に高い場所です。

これらの場所に、「危険そう」というイメージを抱いている人もいるかもしれませんが、場所を選び、自分の行動に責任を持つことができれば危険なことはほとんどありません。

唯一の問題は、たまにその場の共通語が英語じゃない場合がある、ということぐらいでしょうか。中東系やロシア系の人も多いので。

でもこういった場所ではみんなフレンドリーで、聞き流す以外にも、自分から英語で話しかけることもできるので、リスニング力強化だけではなく、会話の練習としても、一度脚を運んでみてください。

(サッカーの国際試合がある日のアイリッシュパブがおすすめです)

さて、いろいろ述べてきましたが、大事なのは、「聞き流す」こと。

ヒアリングマラソンでは、聞こえてきた英語の意味がわからなくても、とにかく耳を英語に慣らすことが大事なのです。