リスニング強化で最も有名なのは、「1000時間ヒアリングマラソン」ですよね。

専用の教材を使用してもいいかとは思いますが、今回はいかに低コストで、英語ヒアリング環境を整えるか、に焦点をあてたいと思います。
実際に私が実践しているヒアリング/リスニング対策をご紹介します。

通勤・通学・食事時間など手が離せないとき

手が離せないときはたいてい目も離せないので、映像系は適切ではありません。
その場合、ipodやiPhone で英会話のpodcast(ラジオ番組含む)をどんどん聞き流す

意味がわからなくても、耳を英語に慣れさせるというのは、非常に重要です。

内容やセリフを暗記しているくらい好きな映画なら、その音声だけを聞くときもあります。

大好きな作品なので、気分もあがるし、朝の憂鬱な満員電車などで重宝します。
(そもそもipodの画面で映像を見るのは至難の業なので、必然的に音声に集中することになるのですが…)

また、その場合はディクテーションといって、聞こえた音を(ほぼ)同じタイミングで声に出してみるのも有効。

ディクテーションは通訳訓練の一種ですが、母語である日本語ですら完全にこなすのは困難です。

一度、テレビ番組などを見ながらやってみてください、無理ですから。
これは練習程度の気軽な気持ちでやっています。(車内で多少怪しまれます。)

集中して英語に取り組めるとき

最もお勧めなのは、

英語の映画を、英語字幕で観ること

これに限ります。

実際にどんな文章を話しているのか、過去形なのか完了形なのか、あと単複を耳だけで区別するのは本当に難しいので、一時停止して字幕と音声を突き合わせながら観ています。

映画のタイトルに関しては、基本的には好きなものを観ればいいと思っていて、パッケージに「英語字幕」と書いてあるものをTSUTAYAやGEOで片っ端から借りる日々です。

でもちょうとその上にバーコードシールが貼ってあったりして、イラっとするんですけどね苦笑

私は映画にはまったく明るくないので、理論的にオススメするのは難しいです。すみません。

ただ、とりあえずこれまで観た映画リストも作りたいと思っています。

英語字幕の注意点としては、よく言われることではありますが、
実際に話している文章と字幕の内容が違う」というもの。

長いセリフは簡略化されていたり、あまりに「なんでもないセリフ(OK、とかmornin’とか)」は省略されていたり、です。

そのズレを取り上げて、映画を語学教材にするのは意味がない、という意見もみられます。

でも個人的には、「字幕が少し違うときもあるけど、ネイティブが理解するように理解できるのが第一」と感じています。

以上、私が実践しているヒアリング/リスニング強化方法でした。

映画やpodcastのタイトルも、またまとめますね♪

ではでは。

ちなみに、これから英会話を始める方は、「日本人は英会話ができない! なぜ?」を見ていただけると参考になると思います。