仕事で英語を使う機会はほとんどないし、英語の勉強は趣味のようなもの、と今までずっと思っていたのですが、実は細かい部分ではやっぱり英語を使っているのかも?と思う出来事が最近ありました。

海外出張があったり、グローバルに展開している会社ではないのですが、海外の学術雑誌から文献を取り寄せたり、海外の出版物に掲載された写真やイラストの転載許諾をとる業務がごくまれにあるんです。

今まではそういった作業はすべて代理店に丸投げだったのですが、経費削減のため自分たちでてきることは自分たちでやることに。

ところが、うちの会社で、海外のサイトでショッピングをした経験がある人はなんと私だけ…。

英語でのやりとりなんてほとんどなく、ウェブサイト上で必要項目にチェック&記入をし、請求書を送ってもらうだけのものすごく簡単な手続きです。

でも会社の人たちにとっては、画面に書いてある文字が英語だというだけで、なんだかすごく恐ろしいことのように感じてしまうそう。

手続き方法などはいくらでも教えるけど、英語がわからないと言われたら正直お手上げです。グーグル翻訳でも使ってください、というしかありません。

例えるなら、「業務内容はそこに書いてあるとおりです」と言ったら「字が読めません」と返されたようなもの…。いくらなんでも辞書をひくくらいはできるでしょ!と唖然としてしまいました。

別途お手当でもいただけるなら社内代行のような形で私がやってもいいけど、タダではやりたくないです^^;

おそらく今後もこういう業務は出てくるだろうし、なにかエラーがあればメールや電話で対応しないといけないことも出てくると思います。そんなとき、英語ができる人が私しかいない状況だなんて、大した会社だと思いません?笑
私が辞めたらどうするんだろう…と純粋に不思議な気分になってしまいます。

本当に必要な業務なのであれば、会社が社員の教育代を負担してでも英語のできる人材を育てるのでしょうが、本来の業務ではない場合は結局、社員の偶然の資質頼みになってしまうのかもしれません。
頭ではわかっているけど、けっこう多額のお給料を割いて身に着けた英語力をタダで会社に利用されるなんて、なんとなく解せないのが正直なところです。
英語を使う仕事には憧れているけど、そういうことではない!笑
仕事で英語を使うのと、英語を使ってお金を稼ぐのとはまったく別物だと感じた出来事でした。

英語に限らず、パソコンだとか経理作業などでもこういうケースはたくさんあるのかもしれません。