最近彼氏に言われたカチンとくる一言。
「『こういうシチュエーションではこういう』みたいなフレーズさえ暗記しとけば英語できるようになるよね?」
思わず、そんなわけないでしょ!!と声を荒げてしまいました。
英語に限らず、そんな暗記だけで話せるようになるなら誰も苦労しないでしょう。
それとも、英語がすぐペラペラになる東南アジアや北欧の人に比べて英語ができない日本人は記憶に難ありとでも言いたいのでしょうか?笑
自分のことを英語がペラペラとか、上級者とか言うわけではありませんが、旅行で不自由しないくらいには話せる者として、せいぜいそれくらいのレベルになるのでも、暗記だけでは無理!とハッキリ言えます。
なんだかんだで語学は質より量なんですよね…。
この失礼な彼氏のさらに失礼ネタ(別にキライなわけではありません^^;)
私がフィリピン発のオンライン英会話をやっていると話したら、「タダでピーナと話せるからオジサンに人気のやつでしょ?」とのたまったのです。
なるほど、確かに水代なしにフィリピン人の若いお嬢さんと話せるのですからそういうオジサンがいないとも限らないけど、ちょっと時代錯誤な差別発言。
年や性別、人種に関わらず先生相手にそんなこと言っちゃダメでしょ…と半ば呆れ気味に答えてしまいました。
普段、レッスン中にそんなこと考えたこともなかったのでちょっとびっくりでした。
さて、実はオンライン英会話に限らず市中の英会話教室でもこういう差別っぽい現象はみられるそうです。
たとえば、英語指導力の技量に関わらず、いかにも英語の先生らしい「金髪で青い目の白人」が先生として採用される傾向にあり、反対に東南アジア系の人は採用されにくい、という話も聞きます。
今時、英語の指導力と人種になんの関係もないことくらい常識でしょ~と思わなくもないけど、まだまだ英語話者=白人という認識が根強いのかもしれませんね。
でも私の経験から言ってもほんとに関係ないと思います。個人としての好き嫌いはあるけど、見た目と英語の教え方はまったく相関してません。ついでにいうとネイティブがどうかというのも関係ないような気がしています。英語を第二外国語として後から身に着けた先生でも、ネイティブと遜色なく教えている人だってたくさんいます。
逆に言えば見た目にこだわらず英語の能力で先生を採用している英会話学校は質が高いと考えることもできます。最近では学校のウェブサイトに先生の顔写真つきプロフィールが載っていることも多いので、英会話学校を選ぶときの参考にされてみてはいかがでしょうか。