このあいだの出張で、新大阪〜東京までの新幹線に乗ったときのこと、周囲は30人くらい全員、マレーシアから研修に来たと言う学生さんたち。彼らがみんな京都で降りてしまうと新幹線の自由席とは思えないほど車内は静かになってしまいました。そしてその次に私の前の列に座ったのはバックパッカーの風体の外国人カップル。のぞみの自由席なのにさながら国際線みたい!と思いながら駅弁を食べていたときに事件は起こりました。
次は新横浜!?英語が苦手な車掌さんに変わって、新幹線で外国人観光客に通訳のお手伝い
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新幹線に乗ったことのある人ならわかると思いますが、乗車中、車掌さんが特急券をチェックしに来ますよね。ところが前の列の外国人カップルの切符を見て、車掌さんは顔面蒼白。というのも、その二人が持っていたのは浜松行きの切符だったから。名古屋からのぞみに乗車すると次の停車駅は新横浜、浜松には止まりませんし、折り返しても1日のスケジュールが台無しになってしまうレベルの時間をロスしてしまいます。
しかもどうやら車掌さんは英語ができないみたい…。途中でやってきた若い乗務員さんも、「僕も英語できないっす!」ってニコニコしているし、車掌さんは必至で「No Hamamatsu??」とか言ってるし、カップルも困っているしで、これは駅弁を食べている場合ではないと思ってお手伝いを勝手出ました。
まず、本来のカップルの目的地を確認しなければいけないので、「Where is your distination?」と聞きます。答えは東京。どうやら乗り間違えたわけではないようです。しかも続けて、「券売機の使い方がわからなかったからとりあえず一番短い区間の切符を買った」とのこと。
私が差額を支払う必要を話すと、「それはもちろん!」と。
なので、車掌さんには「東京までの差額を教えてあげてください」と伝え、カップルには「差額を確認してもらってるから待っててね」と伝え、無事、駅弁の残りを食べることができました。
よかったよかった…。それにしても、のぞみの車掌さん英語くらいできなきゃダメでしょ〜〜!!と正直思いましたよね。