さてさて夏休み前には予想だにしていなかった結婚式の準備がドタバタで進みつつあります。それと同時に友達への報告やごはんなどの予定もいろいろ。
日本で暮らしている外国人の友人にもこのことを報告すると、日本のウェディングとはどのようなものか?と質問攻めにあいます。
うちの田舎はどちらかといえば「伝統的」な風習が強すぎて、現代のの「一般的」とは少しかけ離れてしまうので(実家から式場に向かう前にプチ花嫁道中なんかがあるのです…)その辺は割愛します。
さて、ここでまずつかづくのが、「○○式」の説明方法。
多くは、神前式、教会式、人前式の3つに分かれると思います。
人前式はいいとして、神前式と教会式は宗教色が濃いともいえますが、多くのカップルはそれほど信心深いわけではありませんよね?
いわゆる「形だけ」というやつです。
この「形だけ」を説明するときに便利な言葉が「style」。日本語で「結婚スタイル」というのとは若干意味合いが異なりますが、「kind o of style」というと、納得してもらえることが多くあります。
以前、日本人の友人の結婚式(教会式)に招待されていたムスリムの友人が、「私、列席していいのかな?」と心配していましたが、ホテル備付の日本のチャペルにムスリム女性がいたとして、いったい招待客の何人が気にするでしょうか?
多分誰も気にしないし、そもそも違和感すら抱かないんじゃないかと思います。
神前式の場合も同じ。神前式の場合は、「伝統的な衣装を身に着ける」という意味では日本風に見えますが、本当にその神社の氏子さんだというカップルはなかなかいないのではないでしょうか。
なのでこれも一種の「スタイル」ということで…。
もちろんキリスト教徒で、所属している教会で式を挙げるというカップルなんかは別です。
ここまで、日本の「形だけ」結婚式について説明したところで、今度は私の選んだ「神前式」について、説明するのがものすごく難しい事案が出てきました。
それは、六曜。
もとは、結婚式の日取りが先すぎて、「なんでそんなに先なの??」と聞かれたのがはじまり。
約8か月後ってそんなに先でしょうか?私たちの感覚が狂っているのでしょうか?笑
ともかく、神前式では「日取り」というものが非常に大事で、それは古い太陰暦(old lunisolar calendar)によって決まる、ということをまず説明しました。
その後、各曜日には意味があることを説明。簡単に大安、友引、仏滅のみにしました(笑)
とりあえず曜日に意味があることはわかってもらえましたが、その名称の由来にまで踏み込んでしまうともうお手上げ…。
なので次回までの宿題にさせてもらいまいsた。
ちなみに、日本で暮らす外国人のなかには、日本のカレンダーを見て常々「これはなんだろう?」と疑問に思っている人も少なくないようです。