この時期、来年こそは英語!という人も多いのではないでしょうか。

私が英会話学校に通い始めたのも4月頃。
1月と同じく「新しく何かを始める時期」ってタイミングだったのをよく覚えています。

通い始めた当初は学校に通って、強制的に英語に触れる時間さえつくれば、昔の英語力に戻るだろうと思っていましたが、1年半ほどたった今、それが大きな間違いだったと気付きました。

ネイティブと話す機会が増えるのは、あくまで実践の時間が増えるだけで、自分なりに文法や単語の数を勉強しておかないと、効果的に英語が上達しないのです。

なので、結局家で独学も並行してやらなければいけないんですが、その教材選びが一苦労。

英会話学校のテキストは基本的にダイアログ(会話の例)と有用なフレーズで構成されているので、似たようなテキストを使用しても意味がありません。

なので私はとにかく語彙を増やすために、「日常会話」「単語」の2つのポイントに要点を絞って教本を探しました。
(それでもAmazonなどで検索すると山のようにヒットするので、発行年が新しいものや、自分が持ちやすいサイズなどで絞っていきます)

とにかく、自分がどういう場面で英語を話したいのかを明確にするのがコツだと思います。

・ビジネス
・留学
・海外旅行
・英検・TOEIC
・受験

などなど、英語を使う目的も人それぞれいろいろですもんね。
私が使っているのは『ニュアンスまでわかる! 伝わる! 英語表現200 (だいわ文庫)』です。
簡単な単語はたくさん知っているのに、それらが組み合わさったとき、どんなニュアンスになるかなんて、なかなかわかりません。

それから、以前このブログで紹介した鶴田先生の『ここまで使える超基本単語50―同時通訳の最

前線から学ぶ』もいい感じ。こちらも簡単な単語50語+助詞・助動詞の組み合わせを駆使して、数多くの表現を学ぶことができます。
ナチュラルかつカジュアルな表現が多いので、英語ネイティブ以外のひとと話すときにはあまり使えないのが玉にキズですが…。

英会話学校で学んでいる英語の補助教材のような使い方をすると、覚えたフレーズをすぐ試せます。試した時に「いいフレーズ知ってるね!」とか「どこで覚えたの?」なんて聞かれればしめたもの。つぎからも自然と使えるようになります。
反対に、けげんそうな顔をされたり、聴きとってもらえなかったときは「あんまりウケないフレーズ」としてそのページはスキップしてもいいかもしれません。

ちなみに私は本は読めればいい派なので、本にはどんどん書き込むタイプ。英語教本の古本屋めぐり
も楽しいですよ。売られてしまった=効果がない、というわけではなく、人それぞれ合う・合わないがあるので、低価格でいろいろ試してみるのもよいかもしれません。