先週、英語のほかにもう一言語使えると書きました。
友人同士、あるいは親戚とのふとした会話の際に、英語と○語ができる、という話をしたら必ずといっていいほど聞かれるのが、
「英語と○語と日本語がごっちゃにならないのか?」ということ。
なります!なりますとも!!
さすがに母語である日本語とそれ以外の言葉がごっちゃになることはありませんが、英語と○語、あるいはそれ以外だとかなりこんがらがってしまいます。
自分のなかで、「母語以外の言葉を話しているモード」になっているのに、言語を切り替えるところまではできていないという印象でしょうか。
外国語の種類によってきちんと切り替えができるようになったら、真の「トライリンガル」あるいは「マルチリンガル」と言えるのかもしれませんが、まだまだ道は遠そうです。
でも、前も書いたように、こんがらがった結果、ふと浮かんでくるのが「英語」の場合はまだマシです。
相手だって外国語として英語を知っている割合が高いですから。
でも英語しか知らない相手と話しているときに、別の言語の単語しか出てこないと、本当にコミュニケーションが取れなくて焦りますし、ヘタしたら、「この人、何言ってんの・・・?」と思われることも。
相手が日本語も知っている場合は尚更です。
きっと、「英語でもなく日本語でもない言葉を話してる(笑)」とでも思われているでしょう。
別にそんなこと今更恥ずかしいとは思いませんが、もどかしさ・悔しさは残ります。
それが言語学習のモチベーションになるんですけどね^^
さて、英語を第一外国語として勉強していて、さらに第二言語を勉強してみたいという場合、どんな言語がオススメかというのも、たま~に聞かれます。
正直、(そんなの私に聞かれても・・・)という気持ちもありますが、旅行や移住など、差し迫った必要性がないなら、やっぱり、文化に興味がある国の言葉を勧めるようにしています。
たとえばサッカーのメッシ選手が好きならアルゼンチンの言葉=スペイン語、というふうに、少しでも自分の関心のある事柄と関連付けるといいです。
私の周りには英語以外の言語を話せる日本人が多いですが、みんなやっぱり、その言語が話されている地域の文化が大好き。
それは料理でもダンスでも映画でもいいと思います。
第三言語をかじってみると、今やっている英語のことも客観的に見る余裕ができますし、習得できるかどうかは別にして、一度、英語以外の言語に触れてみるのも一手かもしれません。