4月の帰省ラッシュ(本当に週1で帰省しました…)中、英語に触れる時間がほとんどなかったのですが、なんと私の代わりに父が英語してました(笑)
ちゃんとした英会話というわけではないのですが、還暦を超えてパソコン教室に通い始めた父が、最近Youtubeに目覚めたということで、大好きなカーレースの動画をひがな一日見ているんだそうです。
当然、アナウンスやインタビューはすべて英語。その英語が聞き取れないのが悔しくて英語の勉強をはじめたんだとか。
なかなかパワフルな父ですね。
ただ、父の好きなレース動画のアナウンスはなかなか専門用語が多くて、それなりに英語のできる私でも難しいのです。
そもそも、中学・高校のときから英語・国語は得意でも理数科目はからっきしだった私が、車関係の単語なんてわかるはずがありません。
反対に理系の父はそういった専門用語の単語「だけ」ならわかるようで、ちょっと尊敬。ただ、単語同士のつながりや前後関係なんかは聞き取れないそうです。
そういうリスニングをどうやって鍛えたものか、私にはちょっと想像がつきません。必ず動画もセットですから映像の中で何が起こっているかを確認しながら、その場面にはどういったアナウンスがなされているのか一語一語丁寧に洗っていくしかないかな…?
そういう動画は無数にあるそうで、生きているうちにすべてみられるかどうか心配していた父(笑)
そんな父の言葉で何より印象的だったのは、「やっぱり日本語に訳されている動画はめちゃくちゃ少ないし、情報も遅い!」という一言。
そうそう、日本語で検索したときの結果と英語で検索したときのヒット件数、10倍以上違うんですよね。日本語で得られる情報はどうしても限られるんです。
英語で検索できればもっとたくさんの動画に出会えることに気付いた父は偉い。
そして、英語だということに一切臆せず動画を見続けているのも偉いと思います。
実家もwi-fiが完備され、インターネット環境も整っているので父にもオンライン英会話を進めてはみましたが、まだまだそのレベルではないということで今回は見送り。
私として新規会員を紹介してレッスンポイントがほしい(笑)ので、気が向いたらいつでも連絡して、と言い残して東京に帰ってきました。
ただ、父はド理系ゆえ、普段の日本語もちょっと怪しいんですよ^^;ベースとなる日本語がイマイチの場合、外国語の能力はどれくらい伸びるのか、ちょうどいい観察対象にできそうな気がします。