4月になりました。先週、上野の恩賜公園で会社のお花見があったのですが周囲のグループが「全部」外国人でした。
わたしたちのグループ以外には日本人は見当たらなかったですね。
彼らの見た目は東南アジア系から欧米系の白人までさまざまでしたが、漏れ聞こえてくる会話はすべて英語で、やっぱり英語のような共通語があると便利なんだな~とひしひしと実感しました。
さて、わたしたちのお花見宴会もたけなわとなり、余ったビールやお菓子をどうしようか、という話題になりました。
お菓子は誰かがもって帰るのもいいかもしれませんが、ビールは重いので誰も引き取り手がおらず(もうみんなだいぶ酔っていたので…)、「誰かにあげて帰ろう」ということになりました。
でも、一体誰に…?わざわざ少し離れた面識のない日本人グループにあげるのもナンセンスです。
私たちのなかで(誰か英語話せる人、いる…?)という空気が漂ったのは言うまでもありません。
私はそれなりに英語を話せるので、周囲のグループのなかでもっとも宴会スタートが遅く、まだまだビールを消費してくれそうな一群にビール6缶を片手にごあいさつ。
「余ったビールいりませんか?」ってなんて英語で言うんだろう~?と酔った頭でしばらく考えて、結局、“We’d appreciate that if you drink our spare beer” でどうにか通じました。
“appreciate that if~”ってもしかしてフォーマルすぎるかな?とも思ったのですが、面識のない人相手ですし、本当にもらっていただければありがたかったので…。
また会社の人からは「英語できるんですね!」と褒めてもらって今年のお花見は終了しました。また、「もう私たちのパーティは終わるんですが、ビールが余ってしまったので云々」という文章も考えたのですが、
すぐとなりのシートでパーティしていた者同士、そんな状況は相手もわかっていると思ったので割愛しました。
外国語は伝えたいことをシンプルに!は鉄則ですもんね。
相手のグループにも非常に喜んでもらえて、私たちも後輩に重い荷物を押しつけずに済んで、お互いwin-winの関係で撤収することができました。
それにしても、私たちの周り以外にも本当に外国の方が多かったです。旅行者でなく住んでいる人が多いというのは、それだけ国内でも英語を話す機会が増えるということですから、仕事で英語を使わないとか、海外に行く機会がないといってくさらずにまじめに英語を勉強しようと思えた一日でした。