英国で大学を卒業した友人が、春から地元東北で大人とキッズ向けの英会話教室をオープンさせることになりました!
4年間英国で暮らした彼女はもちろん英語がペラペラ。
映画が好きだということもあり、大学を卒業してからもアルバイトをしつつ、洋画の字幕翻訳講座などに通っていたようです。
でも東京ではなかなか彼女の英語をフルに活かせる職業に出会えなかったということで、自ら地元で英語を教える道を選んだそうです。
私からしてみれば、4年間の海外生活なんて夢のようですし、彼女くらい英語が話せたら仕事なんていくらでもあるだろうに…と思わずにはいられないのですが、現実はなかなか厳しいようです。
実際、英語を話せる日本人よりも、英語も日本語も話せるフィリピン人などのほうが語学的な実力は上ですし、人件費も安かったりします。しかもそういう人はたくさんいます。
東南アジアで大学を卒業した人はほとんど英語ペラペラなんですよね。
英語力だけでお金を稼げるのはそれこそ通訳・翻訳・教師くらいの限られた職業だけ。
これからはさらに英語力+αの能力が必要になってくるんだろうなと思いました。
ちなみに、実際に英会話教室をオープンするってどんな感じなのか友人に尋ねてみたところ、とりあえずは実家のリビングにテーブルとイス、教材などを配置できるスペースを設け、いわゆる「教室」の状態にするとのことですが、カフェや生徒の自宅で英語を教えるような場所を選ばないレッスンも考えているそうです。
また、英会話教室をオープンしようと思い立ってから、自分が英語を教える目線で英語を勉強してみると新たな発見がたくさんあったとも語ってくれました。
とくに大人に教える場合と子どもに教える場合では、指導時に使う言葉が(英語でも日本語でも)まったく異なるとか。
確かに小学生に「動詞」「形容詞」なんていってもわかりませんよね^^;
また、大人の場合でも私のように趣味で英語を話したいという人もいれば、仕事で必要に駆られている人もいるでしょうし、さまざまです。
彼女は現在、語学とは別の「教授法」を勉強中だそう。
英語を使って首都圏や海外でバリバリ働くのも素敵ですが、これから英語を学ぼうとする人のために英語を教える人になるのもいいですよね。
私はまだ人様に教えられるような英語力はありませんが、いつか地元に帰るようなときがあったら、そういう選択肢も悪くないなぁと思いました。
そのためにもちゃんと英語を勉強しないといけませんね!