8月の英語強化月間がようやく半分終了しましたが、英会話レッスンでのレベルチェックが来月に控えているため、まだまだ気を抜くことはできません。
レベルチェックとは何ぞや?といいますと、現在の自分の英語力に見合ったテキストをすべて修了し、次のレベルにステップアップ可能かどうかを見極めるテストです。
私はマンツーマンがウリの英会話学校に通っていますが、グループレッスン形式のクラスでも、こういったレベル分けは必ず行っていると思います。
でもこのレベルチェックが私にとってはけっこう難関なのです。
前回、同様のレベルチェックを受けて落ちてしまったため、そのトラウマが…。
それほど難しい訳ではなく、普段レッスンを受けている見知ったインストラクターとであればなんの問題もなくやりとりできる会話でも、レベルをチェックされていると思うだけで妙な緊張感に包まれ、話し方が「自信なさげ」になってしまうのだそうです。
その対策をインストラクターに相談したところ、「ちょっとぐらい間違っても、さも合っているかのように振る舞っとけばいいよ!」とのこと。
そもそも間違ってたらマイナスになっちゃうんじゃ…と思いますが、彼女自身も普段レベルチェックの審査役になっており、日本人の「自信のなさ」を常々感じているとのこと。
なぜ、私たちは自信なさげに話してしまうのでしょうか…。
これについて最近感じているのは、「日本語でできないことは何語でもできない」ということ。
英語に自信がないのではなく、多くの日本人の大人は、自分の発言にできるだけ責任を負わずに済むように曖昧に話を進める傾向にあります。
話し方をそのままに、言語を英語に置き換えただけですから、断定的な物言いができず、ひいては自信なさげにとらえられてしまうのは当然の話ですよね。
しかも能力的にも満足とはいえない言語で話すのですからなおさらです。
それをどうやって直せばいいのか、私にはいい解決策が思い浮かばないのですが、そんなことばかり考えるあまり、「confident!(自信を持って!)」と言われるたびに、民族性を否定されたようで悲しい気分になってしまう始末。
日本語でできないことを英語でできるわけないじゃない!と。
それ以外にも、日本語ではあんまり経験のない会話を英語のテキストでやらされるときがあります。
たとえば、「アンは今日休みだって〜」、「ふーん、なんで?」という会話。
ある程度親しい友人でも、「なんで?」なんて聞かないし、そもそもそんなこと、いつ気になるんだろう…と思いつつ、「デートじゃない?」とか、「残業かも」など、適当な答えを考えて、レッスンをやり過ごしていると、やっぱりそのレッスンは苦手だったりします。
あと、地図を見ながら道順を教える単元も苦手。
おそらくその理由も、「そんなこと日本語でもしたことがないから」。
英語にだけ自信がないんじゃないくて、そもそも東西南北・右左にすら自信がないんです。
日本語でできないことを英語でどうやって言うのか?これが私の最近の課題になりつつあります。